BOOTHアセットの利用規約を読む:VN3ライセンスとよく出てくる用語
VRC Free Watch編集 · 最終更新
無料でも制限はあります。BOOTHのVRChat向けアセットでよく使われる規約の形式(VN3ライセンスなど)と、改変・再配布・商用利用・クレジット表記などの用語を、具体的な場面とあわせて整理しました。
無料アセットにも規約がある
BOOTHのアセットには、有料・無料を問わず、作者が決めた利用条件があります。0円は価格であって、何をしてもよいという意味ではありません。「無料だから自分の有料商品に入れて売ってもいい」「無料だから友達に渡してもいい」「書いていないから大丈夫」というのはよくある誤解で、多くの作者の考えは逆です。はっきり許可されていないことはしない、が基本です。
VN3ライセンスとは
日本のVRChat向け素材の多くは、VN3ライセンスという標準化された規約のひな形を使っています。よくある利用場面を表にまとめ、項目ごとに許可(○)、不可(×)、要相談を作者が記入する形式です。形式が共通なので、一度読み方を覚えれば、ほかの作品の規約もすばやく確認できます。
表には一般に、利用主体(個人・法人)、配信や映像作品での利用、性的表現・暴力表現での利用、政治・宗教活動での利用、改変、改変物の配布、商用利用、クレジット表記などが含まれます。版によって項目が少し異なることがあるため、商品に同梱されたものを正としてください。
よく出てくる用語
改変可/改変OK:色の変更や形の調整などデータを改変できます。改変不可:そのまま使うことだけが認められています。
再配布禁止:元のファイルや少し手を加えたファイルを他人に渡すことはできません。無料での共有、ストレージへのアップロード、自分の商品への同梱も含みます。ほぼすべてのアセットにある条項です。
改変物の配布:改変した成果物を配布できるかどうか。改変はOKでも、改変物の配布は禁止、または元の商品を持っている人に限って可、ということがよくあります。
商用利用:有料配信、依頼制作、作品販売など収入につながる活動での利用。法人利用:会社や団体としての利用。
クレジット表記:作者名の表記。「不要」なら書かなくてよく、「必要」なら説明文や作品内に明記します。
要相談:事前に作者へ確認が必要です。
うっかりやりがちな場面
無料テクスチャを自分が販売する衣装に入れる:再配布にあたり、ほとんどの規約で禁止です。友人のために衣装を調整してファイルを送る:友人も元の商品を入手していても、改変物の配布の項目次第です。有料イベントや依頼で無料アバター・衣装を使う:商用利用の項目を確認します。VRChat用アセットを別のゲームや3Dプリントに使う:用途やプラットフォームを限定している規約も多いので、書かれていない使い方は作者に確認しましょう。
規約がわからないときは
まず同梱の規約ファイル、次に商品ページの説明を読みます。それでも判断できなければ、BOOTHのメッセージ機能や作者が公開しているSNSで、どう使いたいかを添えて質問しましょう。返事はスクリーンショットで残しておくと安心です。
入手したときの規約は、アセットのファイルと一緒に保存しておきましょう。規約が更新されることもあり、当時の版があればその時点での約束を確認できます。
VRC Free Watchのライセンス表示の読み方
当サイトでは、商品ページの文章から「商用不可」「再配布禁止」「クレジット表記」などのキーワードを探し、商品詳細に注意表示として出しています。文章ベースの目安なので、画像や同梱ファイルにだけ書かれた条項は拾えず、法的な助言でもありません。「規約を読もう」というきっかけとして使い、規約そのものの代わりにはしないでください。
一般的な情報であり、法的な助言ではありません。作業は作者の説明とVRChat公式ドキュメントに従ってください。当サイトはBOOTH、pixiv Inc.、VRChat Inc.とは関係ありません。