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Modular Avatarで無料衣装を着せる:導入からアップロードまで

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BOOTHの無料衣装の多くはModular Avatar前提で作られています。プロジェクトの準備、依存ツールの導入、Setup Outfit、切り替えメニュー、テストとアップロードまで、つまずきやすい点と合わせて順番に説明します。

Modular Avatarとは

Modular Avatar(MA)は、衣装やアクセサリー、ギミックをアバターに「付けておく」だけで、アップロード時や再生モードに入ったときに自動で統合してくれる無料のUnityツールです。この非破壊的な仕組みのおかげで、元のアバターは書き換えられず、衣装を外したいときはオブジェクトを消すだけで済みます。作者の違うパーツ同士も干渉せずに組み合わせられます。

そのためBOOTHでは「MA対応」「Modular Avatar対応」の衣装が増え、無料衣装でもMA用プレハブだけが同梱されていることが珍しくありません。

準備:プロジェクト、SDK、シェーダー

VRChat Creator Companion(VCC)やALCOMなどの管理ツールからアバターのプロジェクトを作成・開くと、UnityのバージョンとVRChat SDKが自動でそろいます。そこにModular Avatarのリポジトリを追加してMAをインストールし、衣装の説明にあるシェーダー(多いのはlilToon)も入れておきます。

順番が大切です。シェーダーとツールは衣装より先に導入しましょう。先に衣装を入れるとシェーダーが見つからずマテリアルがピンクになります。後から入れれば直ることが多いものの、遠回りです。作業前にはプロジェクトフォルダごとバックアップを取ってください。

衣装をインポートして着せる

衣装の.unitypackageをダブルクリックでインポートし、Projectウィンドウから自分のアバター用のプレハブを探します。それをHierarchyのアバターのルートオブジェクトにドラッグし、子オブジェクトにします。

次に衣装オブジェクトを右クリックし、Modular AvatarメニューのSetup Outfitを選びます。MAが衣装のボーンとアバターのボーンを対応付け、衣装が体と一緒に動くようになります。プレハブにMAコンポーネントが設定済みならこの手順が不要なこともあるので、説明書に従ってください。MAのバージョンによってメニュー名が少し違う場合があります。

素体の貫通と非表示

服の下から肌が突き抜ける「貫通」は、いちばんよくあるトラブルです。多くのアバターには体の一部を縮めるシェイプキー(BlendShape)があり、衣装の説明書にどれをオンにするかが書かれています。作者が推奨するツールで、隠れたメッシュをビルド時に削除する方法もあり、ポリゴン数の削減にもなります。

肩がずれる、袖が長すぎるなど全体が合わない場合は、その衣装が自分のアバター、しかも同じバージョン向けかを確認してください。素体の体型がアップデートされると、旧版向けの衣装が合わなくなることがあります。

切り替えメニューを作る

ゲーム内で衣装をオン・オフしたい場合はメニューのトグルを付けます。最近のMAには、アニメーターを自作せずにオブジェクトへメニュー項目とオブジェクトの切り替えを直接追加できるコンポーネントがあります。以前の方法では、MA Menu Installerと作者同梱のトグル用プレハブを組み合わせます。無料衣装にもトグルが同梱されていることが多いので、インポート後にExpression Menuに項目が増えているか確認しましょう。

テストとアップロード

Unityで再生モードに入り、衣装が体についてくるか、トグルが動くか、Consoleに赤いエラーがないかを確認します。次にVRChat SDKパネルでBuild & Testを使ってローカルで試し、問題なければアップロードします。

アップロード前にSDKが表示するパフォーマンスランクも見ておきましょう。衣装を足すたびにポリゴン、マテリアル、ボーンが増えます。PC版はVery Poorでもアップロードできますが、多くのプレイヤーの環境では標準で非表示になります。Quest版も作るなら、Quest対応のガイドも参考にしてください。

よくあるトラブル

Setup Outfitでエラーになる:衣装のボーン名がアバターと一致していないことがほとんどです。対応アバターを確認しましょう。再生モードで衣装が消える:オブジェクトが初期状態でオフになっていないか、トグルの初期値を確認します。アップロード後に他の人から衣装が見えない:EditorOnlyタグの付いたオブジェクトの下に置いていないか確認します。インポート全般のトラブルは「マテリアルがピンク・衣装がずれる」のガイドにまとめています。

一般的な情報であり、法的な助言ではありません。作業は作者の説明とVRChat公式ドキュメントに従ってください。当サイトはBOOTH、pixiv Inc.、VRChat Inc.とは関係ありません。

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