VRC Free Watch

マテリアルがピンク、衣装がずれる、エラーが出る:無料アセット導入時のトラブル対処

VRC Free Watch編集 · 最終更新

BOOTHの無料アセットを導入したあとによく起きるトラブルと、確認する順番をまとめました。ピンクのマテリアル、Missing Script、ボーンのずれ、ぼやけたテクスチャ、アップロード時のエラーについて、原因と対処を説明します。

まずは一度に一つずつ

「入れたら壊れた」の多くは、いくつも同時に導入して、どれが原因かわからなくなることから起きます。プロジェクトをバックアップし、アセットは一つずつインポートし、そのたびに再生モードで確認してから次へ進む習慣をつけましょう。問題が起きたら、まずUnityのConsoleを見ます。黄色の警告より赤いエラーが重要で、いちばん上のエラーが原因であることが多いです。

マテリアルがピンクになる

ピンク(マゼンタ)は、Unityがシェーダーを見つけられないときの色です。よくある原因は、アセットが必要とするlilToonやPoiyomiなどのシェーダーが入っていないこと。Readmeを確認して指定のシェーダー(バージョン指定があればそれ)を入れ、マテリアルでシェーダーを選び直します。

Poiyomiでは「ロック」されたマテリアルにも注意が必要です。ロックされたシェーダーはその環境向けに生成されたもので、別のプロジェクトでは失われます。マテリアルのインスペクターで一度アンロックし、再度ロックしてください。Androidプラットフォームに切り替えた後にPC用シェーダーがおかしく見えるのは正常で、Quest版ではモバイル用シェーダーに置き換えます。

Missing Script・コンポーネントが消える

Inspectorに「Missing Script」と出るのは、プレハブが使っているツールのコンポーネントがプロジェクトに入っていないためです。Modular Avatar、VRCFury、各種最適化ツールなどがよくあります。Readmeに依存ツールが書かれているので、VCCやALCOMで導入すれば、たいていは自動で復旧します。

それでも直らない場合は、ツールのバージョンが古すぎるか新しすぎる可能性があります。Readmeで指定されたバージョンを試してください。

衣装がずれる・貫通する・動きについてこない

まず3点を確認します。その衣装が自分のアバター向けか、アバターのバージョンが合っているか、説明どおりにSetup Outfitやボーンの統合をしたか。1つのパッケージに複数アバター向けのプレハブが入っていて、違うものを使っていたというケースがよくあります。

体についてくるのに一部が貫通する場合は、アバター側の縮小用シェイプキーや、衣装側のシェイプキーを調整します。全体の比率がおかしい場合は、アバターや衣装のルートのスケールが変更されていないか確認しましょう。

テクスチャがぼやける・色がおかしい

Unityはインポート設定に従ってテクスチャを圧縮します。ぼやけて見えるときは、テクスチャを選んでMax Sizeが小さすぎないか確認します。色がくすむ・明るすぎる場合は、sRGBの設定やシェーダーの色設定を作者のサンプルと比べてください。ノーマルマップはTexture TypeをNormal mapにしないと、陰影が不自然になります。

アップロード時のSDKエラー

SDKパネルのエラーは内容がはっきり書かれていることが多いので、1つずつ対処します。よくあるのは、使用できないコンポーネントやスクリプト(削除するか許可されたものに置き換える)、Quest版がモバイルの上限を超えている(PC版では制限されなくても、Quest版はアップロードできません)、UnityやSDKが古い(VCCでSDKを更新)などです。直したら、もう一度Build & Testでローカル確認してから本番のアップロードをしましょう。

それでも解決しないときは

商品ページの説明と更新履歴を読み直してみてください。修正版が出ていることもあります。FAQや問い合わせ先を載せている作者も多いので、Unityのバージョン、SDKのバージョン、アバター名、Consoleのスクリーンショットを添えて質問しましょう。丁寧で具体的な質問ほど返事をもらいやすくなります。

一般的な情報であり、法的な助言ではありません。作業は作者の説明とVRChat公式ドキュメントに従ってください。当サイトはBOOTH、pixiv Inc.、VRChat Inc.とは関係ありません。

新着記事

基本ガイド